《MUMEI》 次の休み時間次の休み時間に翔貴が席で机を片付けていると彼を呼ぶ声がした。 「翔貴」 振り向くとそこには孝昭がいた。あれから孝昭は変わっていた。 「なんだよ」 警戒しながら近づく。しかし… ボコッ 翔貴の頬に衝撃が走る。 「痛っ、てめぇ急に何すんだよ」 「とぼけんなよ、人の彼女盗っておいて!」 「あれはお前が悪いだろ!」 「でもなんでお前らが付き合ってんだよ!俺だって好きだったんだよ!」 孝昭の無数の蹴りやパンチが翔貴に浴びせられる。 「俺だって好きなんだよ…」 そういいながら翔貴の意識はとんでいった。 前へ |次へ |
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