《MUMEI》
現場
翌日ーーーーーーーーーーーー 大地は「にゃ太郎」になった達也を抱っこして、あの日「かげふみ」をして遊んだ場所へ、やって来た……………… 「着いたよ達也」 <……ぅん…僕がかげふみされた場所…だね…> 「その…少年に心当たりないの…?」………………<…見た事ないと…思う…>………「んっ…!?あれ…何だろう…?」……………………大地が指差した所に人影がある………………… 大地と達也は近くに行ってみた………………… <コレって…僕の影だょ……>………………………
「達也、何でわかるんだ?」………<だって良く見てょ……………>……………………大地は気が付いた……………… その影には、達也のトレードマークの野球帽…………………… 「どうなってんだょ!?」……………<……ねぇ大地……僕をココに置いてくれる…>…………………… 「エェ〜ッ!?ココにかょ!?お前怖くないのかょ?」………………… <ぅん…一度死んでるんだし…怖くない…ょ…って言うか本音は少し…怖い…けど…大丈夫>……………………… 「わかっ…たょ、じゃあ行くよ……ソレッ…」……………………… 大地は勢い良くかけ声をかけたが、行動は静かに優しく、影の上に達也を置いた……………… すると…………

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