|
《MUMEI》 「むっ‥いいわよ、苺は惷と行くもん。ね、惷？」 「はい、お嬢様」 「──ふふっ、すっかりカップルね──あの２人」 「‥‥‥‥‥‥‥」 「鳳？」 「‥別に。──行くぞ、蘭」 「ぇえっ、行くんですか！？ マジで行くんですか‥！？」 ていうか‥ 夜の森には懲りたんじゃなかったんデスか‥！？ 「‥やっぱお前、怖ぇんだろ」 「ぃっ‥ぃぃぃいえっ、全然♪」 何て言ってみるけど──‥ 鳳君にはバレバレみたい‥。 「‥勝手に逃げ出したりだけはすんなよ」 「ぇ‥」 「‥お前が迷子になったら‥大変なんだからな」 「ぁ‥ハイ、分かりマシタ‥」 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |