《MUMEI》 「あのねっ、ここまーっすぐ行くとね? おっきな木があるんだよ♪」 「木‥?」 「うんっ。そこからね? ここらへんがグルーッと見渡せるの♪」 「ほゎ──」 「だからさっ、行ってみない?」 「うん──」 でも‥ 2人だけで行動したらまた鳳君が──‥。 「バレたらバレた時だよ♪」 「ぇぇっ‥」 蜜君は恐くないかもですけどね‥? 私はめちゃめちゃ恐いんですよ‥。 たぶん── オバケとか幽霊より‥。 「もしかしたらさ、お兄ちゃんと途中で会えるかも知れないよ?」 蜜君がそう言ったから、 あんまり気が進まないけど── その木のとこに行く事にした。 前へ |次へ |
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