《MUMEI》
広三の失敗
俺は焦っていた。勢いとはいえ人一人を殺めてしまった。


どうすればいい?


まずは凶器の始末が先決か。右手に強く握りしめているプラズマテレビを一旦床に置いた。


これはリサイクルショップに売れば問題ない。


問題なのは死体だ。これをリサイクルショップに売ることは難しい。


「どうするかな…」


俺は携帯を取り出しインターネットで

『死体 始末 童貞』


を検索した。


304628ヒットか…有効な情報を探すのは大変だな。


「だがしかし、やるしかないか」

次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫