《MUMEI》 「──はー‥」 暗いし恐いし寂しいし‥ 何かもうやんなってきた‥。 「──ラーン!!」 「‥ぇ」 誰‥? 「ランっ、待って待って!」 「蜜君‥?」 蜜君だ──‥。 「はぁっ、はー‥‥‥」 「だ‥大丈夫‥?」 「うん、だいじょぶ♪」 「あの──‥」 「ごめんね?」 「ぇ」 「何かさ、ランの事困らせちゃったみたいだから──」 「ぁ‥ぃゃ、そんな事ないですよ‥?」 「そんな事あるもん」 「蜜君‥?」 「──決めなくてもいいよ? ランがどっちも好きならそれで──」 「‥‥‥‥‥‥‥」 「ね?」 「──うん‥」 前へ |次へ |
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