《MUMEI》

「おや、鳳達──無事に戻って来れたんだね」

「‥ったりめーだ。つーか、何かその言い方ムカつくな‥」

「? あれ‥日下部君どうかしたのかい‥?」

「いんや、ただ気絶しちまってるだけだ」

「あら──何かの病気かしら‥」

「──‥だから‥気絶しちまっただけっつったろ」

「取りあえずベッドに──」

「そうね。お部屋に連れて行ってあげましょ」

「ご苦労だったね、2人共──後は僕に任せていいよ」

「うんっ、じゃあパパ宜しくね♪」





蜜君は零さんにそう言って、

それからクルッとこっちを向いた。





「じゃあラン、ボクと一緒に寝よっか♪」

「は‥‥‥はぃ!?」





そ‥

それは爆弾発言デスよ‥!?

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