《MUMEI》 あたしがここに入院する事になったのは、 5年前の事。 あたしは何でか、 やな事があったりすると、 すぐにお腹が痛くなくなる。 何とか、 学校には行ってた。 保健室登校がもっぱらだったけど‥。 でも日向が側にいてくれたから、 安心してた。 日向は、 あたしの事を分かってくれた。 ──誰よりも。 だから、 日向といる間だけは、 調子が良かった。 けど、 5年になって少しした頃、 クラス替えがあって‥ 日向とは別のクラスになった。 それで、 悪化したみたい。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |