《MUMEI》

「‥ほら、着いたぞ」

「ゎ──」




広っ‥。





ど‥

どんだけですか‥?






「別荘の広さ全部あっからな──色々物置みてぇに使われてっけど‥まぁ、結構静かで居心地いいし──、?」

「わぁ、おっきい窓〜♪」

「‥落ちんなよ‥?」

「わっ、見て下さいあれっ。星出てますよ、星♪」

「‥‥‥分かったからちったぁ黙って‥」

「やっぱり凄いですね──別荘って──」

「‥てめぇ、人の話聞く気ゼロだろ」

「はぃ?」

「──もういい。‥やっぱ独りで来るんだったな‥」

「ぅ‥‥‥スイマセン‥」





つい興奮しちゃって‥。





ちょっと燥ぎ過ぎましたね──‥。

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