《MUMEI》 「蘭ちゃんいいわね〜羨ましいわ──」 「ぇ‥?」 「男の子2人に挟まれちゃって、おまけに──」 「そ‥そうですか‥?」 「だって──そうそうないもの」 「───────」 「でもやっぱり大変かしらね」 「ハイ‥」 大変デス‥ かなり‥‥‥。 「鳳も蜜も──どっちも譲る気ないみたいだものね──」 「‥ハイ‥」 「でも、結果的にどっちとくっついても──蘭ちゃんは三門家の人間になる訳だし──」 「そうなんですけど‥、やっぱり何か──‥」 「──ふふっ、焦る事ないわ」 「ぇ」 「蘭ちゃんまだ16じゃない。今をもっと楽しまなきゃ。──ね」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |