《MUMEI》 あれから、 1時間。 「日向──まだ終わらないの? 宿題‥」 あたしは、 退屈してる。 日向はずっと、 ノートと睨めっこ状態。 あたしは、 さっきまで現代社会とか生物とかのノートをパラパラ捲ってたんだけど‥ つまんなくなってやめちゃった。 「ひなた、休憩しない‥?」 「あと2問で科学は終わるから」 「〜〜〜〜〜〜‥」 日向は、 意外と真面目な方。 でも、 忘れっぽい。 そこが可愛いんだけど──。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |