《MUMEI》 「そうなの──」 「蜜君も、お皿出すの手伝ってくれたり──色々──、香さん‥?」 「ぁ‥ごめんなさい」 香さんの目に、 涙が浮かんでる。 「香さん──大丈夫ですか?」 「───────」 香さんは、 小さく頷いて笑った。 「ぁ──私そろそろお昼の支度するわね。蘭ちゃんはゆっくりしてて」 「ぁ‥スイマセン──」 何か── いいのかな、 私── ほんとに今日は何もしなくて‥。 「──あっ、音無さん」 「日下部さん‥あの、スイマセン‥お掃除‥」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |