《MUMEI》 ──藍色の、 小石。 首から下げられるようになっている。 ──綺麗‥。 「ぁ‥気にいらなかったら別に‥」 「ありがとうございますっ」 「藤澤‥?」 「大事にしますねっ」 「ぉ‥‥‥おう」 先輩は、 ちょっとだけ照れているみたいだった。 「──何か嬉しいな」 「ぇ──」 嬉しい‥? 「──さってと──」 先輩は、 食事を再開した。 私はそれを見つめながら、 前にお弁当を渡しそびれた事を思い出していた‥。 前へ |次へ |
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