《MUMEI》 「──コイ‥コイ‥コイ‥コイ‥」 「どーしたんですかぁ? 先輩──何かコイコイって‥」 「──いんや、何でもねーから」 まさか、 訊く訳にもいかねーしな‥。 恋が何か、 なんて──‥。 「ぁ"ー‥」 頭痛くなってきた‥。 恋って何なんだよ‥。 「‥?」 視線を感じて、 振り返る。 「──ぁ‥‥‥」 あいつが、 いた。 ──桜色の着物。 ──短い黒髪。 「───────」 ──藤澤藍伊──‥。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |