《MUMEI》
ゆり
要は中西家へ恐る恐る入った…………………… リビングのソファーに1人の少女が座って本を読んでいた……………………… {…うわぁ〜スゴく綺麗な子だなぁ〜}……………………………… その少女は中西家の1人娘で、ゆり…だった……………………………………… 要が見とれていると、ゆりが声をかけて来た…………………… (おぃで〜♪ちゃちゃ丸〜♪)……………………… {声まで綺麗だ}…………………
要は姿こそ猫だが…まるで犬のように、ゆり…めがけて飛んで行った…………………………… (どぉしたのっ?ちゃちゃ丸寂しかったの〜?)と、優しく話しかけ、要の頭とカラダを撫でてくれた……………………………… 要は幸せ一杯… ゆり…ちゃんの、お膝の上で安心して寝息を立てた……………………………… 中西家の母も優しく、今夜はお刺身まで頂戴した……………… 夜、遅めに中西家の父と会った…………………………………… すこし酔っているようで、ご機嫌な様子で……………………… (ちゃちゃ丸殿っ♪只今戻りましたっ♪)と、言いボクは父に抱っこされた………………………… {ホントに中西家の猫になれて良かった…ょ…みんな優しい…}−ーー−ーーーーーーーーーーー

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