《MUMEI》 でもあたしは、 いつだって‥ ちゃんとお礼を言えなかった。 ありがと≠チて、 言えなかった。 ──何回、 言おうと思ったっけ‥。 何回、 言いかけたっけ‥。 ‥たぶん、 数え切れない。 その分のありがと>氛 言える時が、 いつか来たら。 あたしは、 何万回でも言えると思う。 日向がうんざりする位、 ありがと≠チて言えると思う。 ──まだ、 すぐには出来ないけど‥。 でも、 絶対‥。 ──天使の幸せの為だから。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |