《MUMEI》

「──あれ、香さん‥?」





珍しく、

リビングのソファにいる香さん。





何か──

読んでる‥?





「何読んでるんですか? ──‥あれ」





私の日記‥?





「ぁ、これ──蜜がね──」

「はぅぁ‥」





何か‥

何かハズいんデスけど‥。





「蘭ちゃん、ほんとに色々頑張って来たのね──」

「ぃ‥いえっ、とんでも‥」





ございませんです、

ハイ‥。





私、

独りでやってた訳じゃないですし──‥

鳳君達のお陰もありますし──。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫