《MUMEI》

「‥何で俺ばっか変なの当たんだよ」

「降参?」

「‥バーカ、誰が降参なんかするかよ」

「じゃあ早く答えて?」

「‥‥‥‥‥‥‥」





鳳君、

負けじと必死に考えてる。





「‥『ムソルグスキー』‥」

「むそ‥?」





何だろ、

新種の何か‥?





「‥音楽で習ったろ」

「ぇ」




習ったっけ‥?





「‥『い』」

「『い』‥?」





ていうか──

仕事しないでしりとりやってていいのかなぁ‥。





「‥分かんねぇならパスしていいぞ」

「ぅあっ、ちょっと待って‥」





い‥

い‥‥‥





「〜〜〜〜〜〜‥」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫