《MUMEI》

「ヤバいヤバいヤバい〜っ‥」





大丈夫かなぁ‥。





「にゃ〜っ」

「ぁ‥」





やっぱり来てたっ‥。





「ごっ‥ごめんっ、大丈夫‥?」

「にゃ〜‥」





鳴き声に元気がない‥。





「──ぃ‥今水あげるから待っててねっ」






急げ急げ〜っ‥。





「‥!? 何だよいきなり戻って来やがって‥」

「お水頂きますっ」

「は‥?」

「ラン──何か変だよ‥?」

「ぃ‥いつも通りですよ♪」





言い訳もそこそこに、

私は子猫のとこに戻った。

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