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《MUMEI》 「───────」 苺ちゃん── 大丈夫かなぁ‥。 何か私── いけない事に首突っ込んじゃったみたいなんだけど‥。 「はぁ‥‥‥」 何か辛いなぁ‥。 「‥おい、何ボサッとしてんだよ」 「ぇ」 「‥コイツ拾ったのお前なんだろ、ちゃんと面倒見ろよ」 「ぅぁ‥ハイ‥。ぁ、あの──」 「‥ん」 「ぃ、ぃぇ‥何でも」 苺ちゃんには── 誰にも言わないで欲しいって言われたし‥。 「で、その‥、この子どうすればいい‥ですかね‥」 「‥回復するまで世話してやるっきゃねぇだろ」 「私──預かってもいいんですかね‥」 「‥預かんねぇとまずいだろ、コイツまだちっせぇのに弱っちまってんだから」 前へ |次へ |
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