《MUMEI》

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同時刻…



紅葉館の表に4台の黒塗りの外車が横付けされ、中から15〜6人の大男が降り立った。



殆どの男がダーク系のスーツ姿にパンチパーマといった風貌で、一見してまっとうな集団ではないと判る。



その中に一人だけ白いシャツを着た、弱々しく怯えた顔つきの男が混ざっていた。



その男の顔は殴られた痕が青痣となって腫れ上がり、両腕や襟首をいかつい男達に掴まれ、逃げられないようにガッチリと拘束されていた…。

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