《MUMEI》

「苺ちゃん、何して──‥」

「決まってるでしょ、お母さん猫に会わせてあげるの」

「ぇ──」

「子猫だって、お母さんのミルクの方が元気になると思うし‥」

「苺ちゃん、あの‥‥‥大丈夫‥?」

「あれは苺の責任だもの。苺がちゃんとお世話してたら──大丈夫だったかも知れないのに」

「いち‥ご──ちゃんっ!?」





えっ‥。





と‥

飛び降り‥!?





「‥てない‥」





そっか‥

ここ1階だったんだっけ‥。





「──蘭」

「はぃ?」

「‥また今日は書く事沢山ありそうだな」

「へ‥」





日記の事──

ですか?





「書いたら‥‥‥後で見せろよ」

「ぇ」





ょ‥

読みたいんですか‥?

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