《MUMEI》

「えっと──」





今日は朝ご飯作りを鳳君に手伝ってもらって──

みんなでしりとりやって──

子猫のお世話をして──。





そうそう──

ネコ耳した日下部さん可愛かったなぁ──。





「──蘭、いる?」

「ぁ──ハイ、どぞ──」





答えたら、

ガチャッと扉が開いた。





入って来たのは、

苺ちゃん。





「蘭──ちょっといい?」

「ハイ♪ どうしたんですか?」

「‥蜜とケンカしたの。苺が勝手に怒っただけなんだけど──‥」

「仲直り──したいですか?」

「‥うん」

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