《MUMEI》

「よいっ──しょっと♪」

「‥おい、何で1枚余計に出してんだ」

「えへっ♪」

「‥‥‥‥‥‥‥」

「もしかしたらさ? あのネコさん達戻って来るかも知れないでしょ?」

「‥もういくら何でも来ねぇだろ」

「分かんないよ? ねっ、ラン♪」

「ぇ‥えっと‥‥‥」





頷いといた方がいい‥?





でも何か鳳君の顔が恐いぃ‥。





「──おお、いい匂いだな──。カレーかい?」

「零さんっっ」





この状況何とかして下さい〜っ‥。





「ん、どうかしたのかい? 3人共──」

「‥別に」

「もうすぐカレー完成だよ♪」

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