《MUMEI》 ──3回位撮っただろうか。 ようやく 珠季が納得する画像が撮れたみたいだ。 機械から 占いの時と同じように 紙が出てくる。 「──ぁ」 こんな風になるのか──。 「ほら、オマエの分」 「ぁぁ‥有り難う──」 だけど‥ 使い道が無いな‥。 「‥?」 珠季は何処に貼るつもりだ‥? 「っし、──ん、オマエ貼んねーのか」 「携帯電話にか‥?」 それは流石に‥。 取りあえず‥ なくさないようにしまっておこう。 「ところで珠季‥」 「ん」 「そのメロンパンは‥どうするつもりだい?」 「どうって──食うに決まってんだろ?」 「なら──いい場所があるよ」 「? ──オイッ」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |