《MUMEI》

ドクンッ、

ドクンッ、

ドクンッ‥。





‥体中が、

ドクドクいってる。





ヤバいヤバいヤバい‥ッ。





「‥おい」

「!!」

「‥大丈夫かよお前‥」

「ダ‥‥‥」





大丈夫に見えますか‥?





全然大丈夫じゃないデス‥。





ていうかもう完璧ヤバいデスからーっ。





「‥しょうがねぇな、ったく‥」

「ふぇ‥?」

「──ちょっと来てみな」





鳳君、

やっと離れてくれたかと思ったら‥

何か‥

今度は私の事‥

どっかに連れてくみたいなんですが‥。

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