《MUMEI》

「鳳君、ちょっ‥と待って下さいって‥」

「‥いいから」

「ょ‥良くな‥、!?」





危なッ‥。





コケるかと思った‥。





「って‥‥‥どうしたんですか? ──ゎッ」





側にあった木に、

押しつけられた。





「ぁ‥鳳‥‥‥君‥」

「‥‥‥‥‥‥‥」





鳳君は、

顔を下に向けたまま。





ただ黙って、

でも私が逃げられないように‥

私の両肩をガッシリ掴んでる。





「‥‥‥‥‥蘭」

「ぇ‥‥‥」





な‥

何ですか‥?

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