|
《MUMEI》 「‥褒めてねぇぞ、全然」 「私には褒め言葉ですから♪」 「‥‥‥そうかよ」 「ハイっ☆」 最近は、 そう言われる度に嬉しくなっちゃって。 初めはやだったんだけど── 言われ慣れて来ると、 何か満更でもなくなってきたって感じ。 「お前‥‥‥」 「？」 「やっぱＭだろ」 「はぃ？」 「‥ぜってぇそうだ」 「ぇ──」 「何か‥満更でもねぇって顔してるし」 「───────」 やっぱりバレてますね── 完全に‥。 「‥で」 「で？」 「‥言ってねぇよな」 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |