《MUMEI》 ぁぁ‥ 気になって授業に集中出来ないじゃないか‥。 というか‥ 彼女はいつまで髪型直しをしているんだ‥? このノートを 置き去りにしたまま‥。 そう思っていると‥。 先生に当てられた。 前に出て 黒板に答えを書く。 机に戻っても‥ まだ珠季は来ない。 ‥まさか‥ また喧嘩なんかしているんじゃ無いだろうな‥? ‥不安になってきたぞ‥ だんだん‥。 ‥確めに‥ 行った方がいいか‥? いや‥ でも‥。 逆に迷惑がられてしまうかも知れない‥。 「〜〜〜〜〜〜〜」 やはり放ってはおけないっ‥。 いたたまれなくなって‥ 椅子から立ち上がり掛けた時だった。 「!?」 珠季が突然── 教室に入って来たんだ。 前へ |次へ |
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