《MUMEI》 「坊ちゃま、怖い夢ですか?……お飲み下さい。」 乳母が、温かいミルクを用意してくれた。 「わからない、ただ、一人はいやだ。」 「そうだ私のお守りをあげますね。幸せを呼びます。大丈夫、坊ちゃまは今に幸福になれますよ。」 乳母は俺の首にペンダントを下げてくれた。 ペンダントの裏には不思議なエンブレムが刻まれている。 俺はペンダントを貰った次の日に事故に遭った。 よくは覚えてないが気付いたときには病院だった。 前へ |次へ |
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