《MUMEI》

ティファ「撃たれたの!? 」
俺の左腕から血が流れてた
雅人「…みたいだな…」

ティファが救急箱を持って来た

ティファ「弾は、抜けてる ようね…」

消毒して、止血をしてくれた

ティファ「痛む?」

雅人「知らないの?」
「俺は、傷なんか、直ぐ に治るんだぜ…」

首の包帯を外して見せた

ティファ「……」

傷は残ってるが…
ひと月は経ってるかのような跡だった…
抜糸して、まだ1週間ちょっとなのに…

雅人「心臓、撃ち抜かれて も、反撃出来るらしいよ …」

ティファ「…本当なのね… 薬のせい?」

雅人「さぁね…」
「…人じゃ、ないのかもね …」

ティファ「……」

雅人「ここは?」

ティファ「大丈夫よ…私の 直属の施設だから…」
「暫くは、軍にも、バレ ないわ…」

雅人「CIAか…」
「初めからハワイに? 来さすつもりだったとか …」

ティファ「…有り得るわね …けど、私が守ってあげ るから、大丈夫よ」

雅人「…ここも、危険かな ?」

ティファ「大丈夫でしょ… 」「CIAは、貴方を守 るしかないのよ…」

雅人「…軍を敵に回しても か?」

ティファ「総ての軍が敵じ ゃぁないでしょ」
「敵が混ざってるだけ… 」

雅人「見分け付かないよな …」

ティファ「そうね…厄介ね …」

雅人「ティファ…着替えな よ…乳首見えてるよ…」

ティファ「パンツも履いて ないわよ」

雅人「……」

ティファ「着替えて来るわ …」

違うな……ハワイの敵は俺を殺しに来た…

いきなりベットに発砲した…

また…別の敵かもしれないな…

ティファが戻って来た

雅人「!」

扉を開け、中に入らず…

全裸で…

雅人「……素敵なかっこだ ね…」

ティファ「…」

男「だろ?、いい女だと思 うよ、俺も」

雅人「どちらさんですか? 」

ティファは銃を突き付けられていた…

CIAも…敵かな?…

男「雅人、お前の細胞が欲 しいんだ、素直にくれる かい?」

雅人「…」

男「殺して持ち帰ってもい いんだがね、…俺達は、 紳士だからさ…」

ティファ「何が紳士よ!」 「裏切り者!」

男「CIAの給料より、い いんだ…、悪く思うなよ …」

雅人「やられたなぁ…」
「ここなら、好き勝手出 来るもんな…」
「ホテルを脱出した時点 で、負けだったんだね」

男「そういう事…」
「ものわかりいい子だね …」

ティファ「わかってるの? この子を殺したりしたら 、日本に軍隊を持たせる 口実になるのよ!」

男「なぁに、大丈夫だよ、 俺達が救出した事にする さ…モルモットにした後 な…」

「…動くなよ…ティファ が穴だらけになるぜ…」

新たに2人の男が現れた
…敵は3人か…

俺はベレッタを奪われ、手を後に縛られた

男1「さて、迎えが来るま でまだ、時間があるな… ティファで遊んでるか」

…こいつらは、間違いなく、日本人だ…

何か、引っ掛かるな…

ティファ「金で寝返る奴の 末路は惨めなものよ…」

俺2「惨めなのは、ティフ ァだよ…俺らに、その、 素敵な身体を、弄ばれて な」

言いながら、ティファの胸に手を伸ばした

ティファ「触るな、クズ野 郎!」

男2「抵抗するんだ…」

男2が、俺に近づいて来た…

ドンッ!

蹴りが腹に…

雅人「ぐふっ……」

俺2「逆らう度に、こいつ が痛い目に合う…」

ティファ「…」

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