《MUMEI》 12章 2人の帰り道【光喜side】芙原さん── やっぱり僕が言った事‥ 気にしてるのかな‥。 そうだよね──‥。 好きな人がいるのに、 しかもその人が‥ 自分に振り向いてくれるか分からないのに。 そんな時に告白されて‥ 嫌な気分にならないはずない。 ──なのに、 僕は言っちゃったんだ。 ううん‥。 言わずにはいられなかったんだ。 だって僕── 君の事が好きだから。 好きなんだ、 どうしようもなく‥。 だから僕‥ 君を先輩に取られたくない。 勝手な事だって分かってる。 でも、 君を嫌いにはなれないんだ。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |