《MUMEI》

それ位、

僕──

君の事が好きなんだ。





君を描いている時が、

僕は一番楽しい。





君は僕にとって、

恋人で──

最高のモデルなんだ。





「‥なぁ」

「ぇ」

「お前‥‥‥何であたしの事こんなに──」

「好きだから」

「──‥よく簡単に言えんな」

「ううん──」

「‥?」

「簡単じゃないよ──」





凄く‥

ドキドキしてるんだ。





──凄く。





それでも、

君に伝えたいから。





だから僕は言ったんだ。





──何度だって言えるよ。





それ位、

君を好きだから。

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