《MUMEI》

弥生老婆「糞ぅ…このままでは全ての時空のロッテンマイヤが、皐月によって根絶やしにされてしまう…!」

老婆は、ロッテンマイヤだった肉片を拾いあげ、ペロリと舐めた。

鉄を舐めたような味が口内に拡がる…。

弥生老婆「嗚呼…ロッテンマイヤ…私の愛しい男性…。」

老婆は年甲斐もなく欲情しかけたが、ハッと我に帰る…。

弥生老婆「こうしちゃおれん!急がねば…!」

老婆が手をかざすと時空の渦が現れた!

弥生老婆「待っておれ、皐月!

…たとえ実の娘であろうと容赦しない!

必ずお前を捕まえて八ツ裂きにしてくれる!」

老婆は憎悪を剥き出しに、時空の渦に飛び込んだ!





―――その頃………。

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