《MUMEI》

アリサ「アメリカの中には 、貴方を良く思ってない 人達も居るのよ」

ティファ「CIAがいい例 ね」

アリサ「因みに、ミグは、 アメリカが飛ばしたのよ ミグ、そっくりのダミー 機を…」

ティファ「護衛のステルス は本物よ…」
「貴方を守ろうとしてる 人達も居るの…」

雅人「それはわかる、気づ いてるよ」

アリサ「因みに、ハワイは 殆ど敵よ…」
「石油寄りだから…」

ティファ「表だって軍隊を 使うまでは出来ないでし ょうけどね」
「貴方を殺す、協力ぐら いはするでしょうね 」

雅人「わかってて、何故、 夕食を?」

ティファ「あれはね、私が 仕掛けたの、貴方を眠ら せて運び出す予定だった のよ…」

雅人「…」

ティファ「CIAが仕掛け たのよ
「CIAは、敵国の仕業 に見せ掛けて、貴方を拉 致したかったの」

「軍の中には、貴方を殺 したい人達が居るみたい だけどね…」

「貴方が素直に食事して 、睡眠薬で寝てくれたら こんな、回りくどい事し なくて済んだのよ…」

アリサ「おかげで、ティフ ァは、大嫌いな男に身体 を奪われたのよ」
「貴方のせいね…」

雅人「勝手な言い分だな… 」

アリサ「でも、結果オーラ イね」
「貴方の身柄を確保出来 たから…アメリカの失態 として」

雅人「日本は大義名分を手 に入れ、アメリカを敵視 出来るって訳か…」
「軍隊でも、作るつもり か?日本に…」

アリサ「いいえ…在日米軍 に出て行ってもらうの… スパイの巣窟だから」

雅人「なるほどね……」
「でっ…あんたらは…」
「何者なんだい?」

ティファ「CIA…」

クスクス笑いながらティファが言った

雅人「からかうなよ」

ティファ「龍之介の資料で は、そうなっていたでし ょ」

雅人「…」

アリサ「よしなよ、ティフ ァ、からかうの…」

「私達は、水無月です」

雅人「!…」

アリサ「貴方の母の一族の 者です」


水無月が…何故…?…

アリサ「私達と行動を共に して頂きますね」

ティファ「貴方は捕虜です から、返事は、はい、だ けでいいわよ、坊や」

雅人「……」

アリサ「納得して、いただ けたようね」

納得?…ごり押しだろ…

アリサ「…ティファ…」
「嫌な思いさせちゃった ね…慰めてあげる…」

ティファ「ちょっとぉ…」 「見てる人が居るわよ」

アリサがティファの首筋にキスしながら、胸に手を…
雅人「邪魔なようだね」

アリサ「見てても、いいわ よ」
「見たいなら…」

雅人「…」

俺は席を立った

ティファ「左に行けば寝室 よ、…ごゆっくり…」

雅人「…ご親切、感謝する よ……ゆっくり、楽しん でくれ…」

扉を閉めるとき、聞こえた声

アリサ「舐めて綺麗にして あげる、脱いで、ティフ ァ」

……色んな人が居るもんだなぁ…

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