《MUMEI》
鳳君──

ある意味学級委員‥。





「三門、音無──いや、お前も三門か」

「ぇ"っ‥‥‥野崎さん！？」

「久し振りだなっ」

「‥一番厄介なヤツ来たな‥」

「厄介とは失礼なっ‥私は広報委員として日々奮闘をだな──」

「‥‥‥で、何しに来たんだよ」

「フッフッフ──つい先日極秘情報を入手してな──」

「‥極秘情報‥？」

「何ですか？」

「──これだっ」

「‥な‥」

「──！？」





こ‥

これって‥‥‥

これって‥‥‥。





ウッソー！？





「驚いたか？」

「なっ‥ななな何で知ってんですかっ‥」

「フッフッフ──私に集められん情報はないからな♪」

「野崎さん‥それだけはカンベン‥」

「‥スパイかよお前は‥」

「何せ、人呼んで『情報の野崎』だからなっ」

「──‥もう付いてけねーや」

前へ |次へ
作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する
携帯小説の
無銘文庫