《MUMEI》 決して 楽しかったとは言えないけれど‥ 小学校 中学校と── それなりにやって来た。 中学3年の夏── 僕は ある高校に進学を決めた。 それが 今僕らが通っている栄花高校。 もう 来年には卒業してしまうんだけどね──‥。 それは扨置き‥。 ずっと独りでいた僕は まさか 高校で出合いというものが待っているなんて── 微塵も思っていなかった。 むしろ 誰とも関わらないようにしよう── そんな事を思っていた位だ。 けれど そうはいかなかった。 僕は 出合ってしまったんだ。 霖堂珠季── 僕の人生を変える少女に。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |