《MUMEI》

あの後、

日向におんぶされて病院に帰って──

一緒に晩ご飯を食べたの。





あたしが勝手に病院を抜け出した事──

日向は、

怒らなかった。





見つかって良かった>氛

言うのは、

そんな優しい言葉ばっかりで。





やっぱり、

日向は天使なんだって思った。





‥なのに。





あたしは‥

また日向に心配かけてる。





「‥‥‥‥‥‥‥」





行かなきゃ。





日向のとこに‥。





行って、

謝んなきゃ。





日向の誕生日なのに‥

あたし何やってるんだろ‥。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫