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《MUMEI》 「‥おい、答えろよ」 「好きだから、かな──」 「ンだよそれ‥」 「芙原さん──また練習頑張ってるんだよね」 「なッ‥いきなり話題変えんなよ」 「やっぱりカッコいいな──芙原さん」 「‥ぇ」 「すっごく楽しそうで──生き生きしてて──いいなって思うんだ」 「‥‥‥あたしはただ‥センパイに近付きたいってだけだから」 「分かってる──」 君が、 服部先輩に憬れてバスケットボールを始めた事──。 服部先輩がいなくなったから、 練習が出来なくなった事。 けど、 先輩を越す為に、 また練習を始めた事──。 そして、 この前‥ 先輩に告白した事──。 前へ |次へ |
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