《MUMEI》
外洋
目を覚ました…

頭が痛い…

アリサ「起きた?」

雅人「!…敵は」

アリサ「大丈夫、もう、外 洋に出たわ」

ティファ「他に船影は無い わね」

操舵室の後ろで寝かされてたようだ

アリサが説明してくれた

軍の本隊が、反乱部隊を制圧にかかったらしい

その隙に、外洋まで脱出したと…

アリサ「…大丈夫?…」

雅人「…情けなくて、すま ないな…」

ティファを見ながら言った
ティファ「…」

アリサ「…痛む?…」

雅人「…大丈夫…」

身体を起こし、立ち上がろうとした瞬間

両足がつった

雅人「うっ…つぅ…」

アリサ「寝てなさい」

雅人「か、身体が、」


ティファに、バトルスーツを脱がされ、足をマッサージされた

ゴム弾が当たった所が真っ青になっていた

足は、毛細血管が切れたのか、むくみ、紫色になっていた…

アリサ「凄かったわ…」
「あっという間に7人を …」

ティファ「…情けないとか 、言っちゃって、ごめん ね…」
「アリサを、助けてくれ たのね…」

雅人「…なんか…服無いの ?」

バトルスーツの下には何も着てない俺…

二人の美女を前に、全裸は……

アリサ「今、真水を作って るから…」
「マッサージして、お風 呂入ってからね」

ティファ「私の裸も見たん だから、いいじゃない」

雅人「…」

海水を水に変えるのか

外洋クルーザーか…

雅人「この船に、武器は? 」

ティファ「たいしてないわ よ…海賊でも、出たら、 終わりね…」

アリサ「水と食料はあるわ …なんとかなるでしょ… 」

雅人「…」


俺は目を閉じ、また、眠りに付いた

眠くてしかたなかった

身体も痙攣が止まらない

どうなってんだ…

俺の身体…

あの動きは何だったんだ…… 人じゃぁ無いのか…

わからない…わからない…
色んな事が有りすぎて…

意識が戻り、また、寝りに落ちる…

何度も繰り返し…

…夢なのかなぁ…

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫