《MUMEI》

「来週の合同授業について──聞き忘れたという奴の為にもう1度説明しておく。──来週の火曜、マリア学園へ朝10時に到着──。授業は大ホールで半から。くじ引きでパートナーを決め──課題をやってもらう。‥桜庭」

「ハイっ‥!?」

「今の話──聞いていたか」

「ハイっ‥」

「そして──午後からは交流会が催される予定だ。失礼の無いよう、お嬢様をきちんとお持て成しして差し上げる事」

「───────」





何か‥

不安になってきたぞ‥?





俺‥

出来るのか‥?





ちゃんと──‥。





失敗したら‥

今度こそ落第確定‥。





イチかバチか‥

賭けるしかないな‥。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫