《MUMEI》

──運命の‥

土曜日。





「──おー‥」





でっけー‥。





流石は超一流のお嬢様学園‥。





「‥‥‥‥‥‥‥」





ヤバい‥

めちゃめちゃ緊張してきた‥。





「桜庭君」

「? ほ‥星先輩‥」

「少し──肩の力を抜いてごらん?」

「‥ぇ」

「僕達が緊張してしまっては──お嬢様方も緊張されてしまうから」

「ぁ──‥ハイ‥」

「よっ☆」

「!?」





なッ‥。





「脅かすなよ弘斗‥」

「そろそろ出陣だぜ? 思い残す事ねーか?」

「ぉ‥思い残す事‥?」





か‥

考えたくねぇぇ‥っ。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫