《MUMEI》

食べられるような感じじゃ‥

無い。

けど‥

彼女1人に任せる訳にはいかないし‥。

仕方無い‥

手伝う事にしよう。

「──後全部食っていーから」

「!?」

全部‥!?

これを全部僕に任せるというのか‥!?

「‥な‥‥‥」

‥幾ら何でも無茶だ‥。

というか‥

こんな特大サイズを買うからこんな事に‥。

今更言っても後の祭りな訳だけどね‥。

「──────‥」

ここは彼氏として‥

彼女の為にしてやるべきだな‥。

少々気が重いけど──‥。

まぁ

彼女に喧嘩で勝つ事に比べれば容易い事だ。

頑張ってみるか──。

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