|
《MUMEI》 えぇぇぇえーーーーーーーーー！! 嘘だろー？ ━━━━━━━━━━━━50㍍自由形 予選12組 ━━━━━━━━━━━━1 ○○ ○○ 中2 2 ○○ ○○ 中3 3 ○○ ○○ 中2 4 ○○ ○○ 中3 5 中原 優真 中2 6 ○○ ○○ 中3 7 ○○ ○○ 中3 8 ○○ ○○ 中3 9 ○○ ○○ 中3 プログラムには そう書かれてあった。 原田 秋人の名前が無かった。 何で‥‥。 アイツ、50は出ないって事かよ！ もう一度 良く見てみると、 最終組だと信じて疑わなかった、 俺の名前が‥‥、 最終組ではなく、 その前の組に書かれていたのだった。 俺は一気に絶望した。 やっぱり、 １位になるのは 無理なのか‥‥‥ いやっ 違う。 何の為に、 今まで練習してきたんだ！ 行ける。 行けるぞ。 ココで出さないで、 本当に どこで出すんだ！ 今日の為に 頑張って来たんだろ！ 今日、 一番になって 亜沙美に言うんだろ!？ ‥‥だったら 踏ん張れよ。 おもいっきり泳げよ。 俺なら出来る。 最終組の 原田達に、見せつけてやれ。 お前等の敵は俺だ！ 最終組の奴等より 速く。 誰よりも速く泳ぐんだ‥‥！ 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |