《MUMEI》

雹里はベッドに座ったが、ユリウスは立って雹里を見ていた。


何回か言葉を発そうと開きかけたが閉じるの行為をユリウスは何回もした。


きょとんしていた雹里は立ち上がり、ユリウスの手を両手で握りしめ自分の体に近づけさせた。


えっ?という顔をしユリウスは雹里を見た。


「ユリウス、さっきはごめんなさい」


「えっ?」

謝るのは僕の方じゃ…


「私あんな風に怒られたの始めてで、その正直嬉しかった、泣きながら思ったの私の行動1つでみんなに心配をかけるんだって

でも私を心配して探してくれてありがとう」


雹里は笑顔をユリウスに見せた。

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