《MUMEI》 「私、ルイスとティイオラにも謝ってくる」 雹里はユリウスから手を離すと小走りして行った。 「あ…」 ユリウスは走る雹里の後ろ姿を見てから握られていた自分の手を見て嬉しそうな顔をした。 「わっ陛下がこっちに来ますよ」 「どうするか」 しかし考えている暇はなく扉が開き、雹里とばっちり目があってしまった。 「あっルイス、ティイオラ良かったちょうどここを通りかかってくれて」 「あ、はい、そうなんですよ」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |