《MUMEI》
達也
ーーーーーーーーーーーーーー 翌日…大地と達也は里村家の前に居た………… (ピンポーン♪) ーーーーーーー
大地がベルを鳴らすーーーーー
(はぃ…)ーーーーーーーーーー <お母さんだ…>ーーーーーーー
「相田大地です…」ーーーーーーー(大地くん…?)
ーーーーーーー 「はぃ、大地です、達也のお線香を上げさせてもらいたくてきました…」ーーーーーーーーーーー (ありがとうね…入ってちょうだい)ーーーーーー「お邪魔します…」ーーーーーーー達也は小さい声で大地に向かって…<ドキドキするょ…>と言ったーーーーーーー 達也のお母さんは大地を居間に通してくれた… ーーーーーーー (あら、にゃ太郎ちゃんも一緒なのね)ーーーーー<お母さん、僕だょ…達也だょ…元気そうで良かった…>ーーーー側には達也の弟も居たーーーー (今ジュース持って来るから待っててね)ーーーー大地と達也はあいずちを打ったーー達也の母が飲み物を持って来ると同時に大地は…「達也にお線香を上げさせて下さい」と言ったーーーーーー 大地は達也の仏壇に向かい、手を合わせた…… そして達也の母に向かって話しかけた…「俺も達也が死んじゃって悲しいけど、おばさん達家族の方が、もっと悲しいですよね…」ーーーーーー(そうね…でも私達も、もうそろそろ達也の死から立ち直らなきゃいけないって話してるのょ…達也には大地くんみたいな友達が居てくれて幸せね…)ーーーー「今日は会えなかったけど、おじさんも元気ですか?」ーーーーーーーーーーーー (えぇ、何とか仕事してるわ…)ーーーーーーーー 大地の背中に隠れて「にゃ太郎」は泣いていた…
ーーーーーーー 「そうですか…あの…また、お線香上げさせてもらいに来ていいですか?」ーーーーーーーーーー
(ありがとう…いつでも遊びに来てね…)ーーーー「はぃ…じゃ、俺帰ります。お邪魔しました」ーーーーーーーーー (さようなら、気を付けて帰ってね。お母さんに宜しく言っておいてね)ーーーー「わかりました」ーーーーーーーーーーーーーー 大地は達也をギュッと抱っこして頭を下げ、里村家を後にしたーーーーーーー ーーーーーーー

前へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫