《MUMEI》 あれから 珠季はまた イカ焼きを‥ 2本も食べた。 「‥大丈夫なのか‥‥‥?」 「何が」 「腹痛とか‥」 「全然?」 何でもなさそうに言う珠季。 僕は ポカンとするばかりだ。 「──っし‥まぁ今年はこんなもんだな」 「?」 「去年はタコ焼きもいけたんだけどな──」 「な‥」 「いーや、そろそろ腹膨れて来たし──帰ろーぜ」 「今度は本気か‥?」 「だって足も何か痛ぇし‥‥‥」 「下駄ずれだね──」 「うっせーや。‥!?」 「これなら楽だろう?」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |