《MUMEI》 「みんな‥姫が付くんすね」 「はい、そしてわたくし達にとって執事は王子様ですの」 「王子‥様‥?」 「ええ──わたくし達と契約をした執事は、王子の称号を授かるのですわ」 「そうなんすか──」 初耳‥。 ぃゃ‥ 単に俺が知らなかっただけ‥? 「ふふ──貴方なら玲奈の王子様になれるかも知れなくてよ?」 「ぇ」 玲奈お嬢様の王子に‥? なれるのか、 俺ッ‥。 いや‥ 絶対なってやるッ。 「──阿呆」 「ハイっ、た‥ただ今!!」 キィタァー\(≧∀≦)/ーッ! 「‥これ、捨てといて」 「ハイっ、畏ま‥‥‥」 ‥!? これっ‥ 俺が密かに下書きしてたラブレター‥ッ。 ポケットから落ちてたのか‥!? つーか読まれてたのかっ‥!? しかも‥ 捨てといてとか言われたッ‥。 「ぅぁぁ〜〜〜‥」 「はよしぃや」 「!!」 ノックアウト‥ッ! 前へ |次へ |
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