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《MUMEI》 「っし、出来たっと」 「‥‥‥‥‥‥‥」 ‥やはり多い‥。 またあのポップコーンの時のように‥ 僕が余りを引き受ける事になるんだろうか‥。 それだけは避けたいな‥。 「──ほら、オマエこん位でいーか？」 「ぁぁ、有り難う‥‥‥」 というか珠季‥ 当たり前のようにこの量を盛ったけど‥‥‥。 「これを２人だけで‥」 「んぁ？」 「ぃゃ‥独り言だよ」 言ったとしてもこれは──‥ どうにもなりそうにないし‥。 そう心の中で呟いて テーブルに着く。 珠季は 僕の向かい側に座って── 早速食事を始めた。 前へ |次へ |
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